自閉症児の療育に集合知を利用しよう (2)

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絵カードのデータセットを共同作業で作り、誰でも利用できるようにする。
ネットの世界に例えると、Wikipedia、みんなで作る百科事典。ソフトの世界でいえば、フリーなOSのリナックス。オープンソースソフトウェアの様なものです。
ステップは3つ:
ステップ1: どんな絵カードが必要なのかをリストする。
パンダ君もそうですが、すでに絵カードブックを使っています。絵カードブックの利用者が実際にどんな絵カードを使っているかを多くの人から集めます。すると、個別カード毎の必要度が分かってきます。中には、その絵カードが欲しいのだけれども作っていないものもあると思います。ウイッシュリストのようなものです。

ステップ2: 絵カードデータを作成する(または調達する)

絵カードブックを自作している親御さんの中には、ボランティアで自作の絵カードデータをネット上に公開されている方もいます。研究機関の研究プロジェクトで作成した絵カードデータをネットで公開している場合もあります。ほとんどの場合、「私用の場合、ご自由にお使いください」となっています。 ありがたいことですね。感謝。
イラストが描ける人やそんなコミュニティーに、絵カードのイラストを作ってもらう方法もあります。作ってもらうため、探してくるためには、どんな絵カードが必要かが分かっていることが前提になるので、ステップ1が存在しています。
ステップ3: 絵カードのデータセットを配布する
絵カードデータの一式をネットで配布します。1個2個とか10個くらいでは、今の不自由さと変わりません。1000個位はまとまってそろっていることが必要です。そして誰でも入手可能。
最初は絵カードの種類も少ないでしょう。もっと言うと、0個からのスタートです。それが10個、100個とそろってくると、ステップ1、2、3がうまく回って、数がそろってくるはずです。数だけでなく、同じリンゴでも赤りんご、青りんごとか、おんなじ赤りんごでも、イラストチックな絵カードと実写の絵カードなど、もそろってくるを期待したいです。
ここで問題となるのが、著作権の課題です。ステップ2と3に絡んできます。いくら療育とか私的複製といっても、ずるはいけません。その解決方法は、オープンソースソフトソフトウエアーに学ぶことになります。GPLとかクリエイティブ・コモンズの考えを踏襲したいと私は思います。
話を戻して、、
絵カードが必要な親御さんにとって、かつイラストを描けない(私もそうです)、かつイラストをネットで探してこれない(私は探してばっかりです)、というような人は、ただ「ちょうだい、ちょうだい」と待っている必要はないのです。ステップ1に協力することができます。実際にどんなカードを使っているかの情報を提供する。ステップ1によって、ステップ2が早くなるのです。

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この記事の前篇です。
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