2009年11月アーカイブ
我が家のパンダ君、インフルエンザAにより1週間ほど学校を休み、金曜日から登校しています。
さて、この絵カードの犬は左を向いています。どうして右ではなく、左を向いているのでしょうか?

絵カードはPECSのデータから引用しています。そのデータは米国で作成されたもので、文字の部分は日本語に訳されていますが絵の部分は米国版の流用です。
PECSで文を作る時に、英語では、"I want" 何々、 "I see" 何々 というように 主語&動詞が先に来て目的語が後に来ます。日本語だと、何々ください、何々が見えますのように、目的語が先に来て、動詞が後に来ます。
例示すると、英語では、 "I want" "ball". の順で並べると、絵カードの中の手の方向が自然に見えます。


この絵カードを、日本語での順に並べると、手の方向が不自然になります。


他の例では、"I see" "dog". 人は右を向いている。犬を自然に見せようとすると、左向きになるわけです。


同じカードを使って、日本語で「犬」が「みえます」と並べると、違和感が大きいでしょ。


私の家でも、私の回りでも、「ください」カードでよく利用されているイラストは、これなんですが。イラストの中の女の子は左を向いています。おそらく、左を向いている人が自然に選ばれて、それ以来そのイラストがクチコミ的に使われているのだと思います。
小さなウンチクだけど、右左がわかっていると、もっと良い絵カードが作れたり、選択できたりします。
「ください」、「みえます」、「においます」、「いきたいです」、 のように本人の要求を示すカードは、左向きで作りましょう。
パンダ君、小学二年生(養護学校)、新型インフルエンザにかかりました。
先週末に、季節性インフルエンザの予防接種の2回目を討ったばかり。月曜日の夜ごろから熱っぽくなり、火曜日の午前にかかりつけの小児科へ行きました。先生は前にも言っていましたが、発熱後すぐにはインフルエンザ検査キットに反応は出ないと。それを承知で検査してもらったら、やっぱり、陰性。普通の風邪の症状の薬を処方してもらいました。
火曜日も水曜日も、パンダ君は当然、お休み。
水曜日の夕方、パンダ君はいつものように家にずっといると、車での外出をねだります。そしてパンダママが、外出がてら、再び小児科へ。 今度は出ました、インフルエンザA型陽性。そしてタミフルを処方してもらう。
アイスクリームにタミフルを混ぜて、食べさせたそうな。パンダ君、アイスクリームの食べすぎで、戻しました。。。。。。。。
木曜日、パンダ君、お休み。夕方ごろには熱が下がってきました。
インフルエンザA型は、先月に長男がかかり、今週に三男パンダ君がかかりました。次男はかかっていない。
絵カードのデータで実は一番重宝しているダウンロード先は、ネットスーパーだったりします。というのも食べ物やスナック菓子が、カードブック内で結構な枚数を占めています。利用者アンケートでも、じゃがりこ、こあらのマーチ、ポッキーは定番になってますね。その次のグループは、外出先のチェーン店でマクドナルド、ケンタッキー、デニーズ、など。
そんな絵カードデータは、有料商品の中に入っていたりしませんし、無料ダウンロードのセットに入っていることもありません。商標権や著作権で保護されているから、勝手には手出しできません。そもそも、じゃがりこ、の重要性に気づいていないのかもしれない。
そんなスナック菓子や食品の絵カードデータは、ネットスーパーに結構そろっています。個人的な家庭内利用ならダウンロードして印刷しても問題なしです。(著作権法で私的な利用は認められています)。
実際に探す時には、Googleの画像検索で
「site:iy-net.jp じゃがりこ」
というように、iy-net.jp のサイト内で「じゃがりこ」の画像を探せ!とgoogleに入力します。
では、幾つかの例をつけておきますので、クリックしてみて下さい。
・じゃがりこの画像を探す
・こあらのマーチの画像を探す
・ポッキーの画像を探す
使えるでしょ? この技。
コミュニケーションに使う絵カードの入手先情報をまとめて見ました。
ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン: PECS開発元の日本法人。
PECSで使える絵カード集 PECS151+α : 約150種類の絵カードで、印刷、切り離し、コーティング済み。サイズは(大)が45mm×45mm、(小)が25mm×25mm。マジックテープが付属
Pics for PECS 2009 絵カードデータ集: 約1400種類の絵カードデータを収録したCD-ROM。
その他:PECS開発元の日本法人として、関連教材がいろいろある。
発達障害サポートショップFLY!BIRD:
自閉症やADHD・LDなどの発達障害をお持ちの方やそのご家族に役立つグッズや書籍の販売。
PECS151+α などピラミッド教育コンサルタントオブジャパン(上述)の商品も扱っている。発達障害向けの商品のポータルサイトと思ってよい。いろんな製作元の商品をこのショップで買えるし、気の効いたちょっとした商品を独自に販売している。その例がマジックテープで、どこのメーカーや手芸店よりも単価が安かった。
PICOTコミュニケーションブック<イラスト編>もここから購入できる。
絵カードのお店:カリフォルニア在住のママさんの商店で、日本向けの絵カード専門。サイズは大体3センチ四方で、厚手のラミネート加工済み。お支払いは日本円です。(発送はカリフォルニアから)。
ボードメーカー 日本語 ウィンドウズ版:コミュニケーションカードを作るためのソフトウェア。4000個以上のコミュニケーションシンボルが収録され、自分で写したデジカメ写真や他でダウンロードした画像の追加も出来る。売り切れ中で、入荷未定。
インターネットから無料でダウンロードできる絵カードデータの情報はこちらのページにまとめてあります。
2009年10月下旬、待望のPECS絵カードデータ集が発売されました。
10月24,25日に参加したPECS 2Daysワークショップの時に、新発売を宣伝していたので、早速申し込みしていたデータ集です。
Pics for PECS 2009 絵カードデータ集
PECSの絵カード用データが1400枚以上のデータが収録されたCDです。
定価3,000円(税込)
購入はこちら→
教材販売(ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン)
一度にこれだけ(1,000以上)の基本的な絵カードの電子データがそろっているのは、おそらくこれが初めてでしょう。内容は、米国での絵カードデータを基に、日本向けに変更したり、追加したりしているようです。米国っぽいところも残っていますね。
非常に価値ある内容です。絵カード作り、というより素材探しが、楽になります。
日本版初版ということで、幾つかの利用難点があるので、改善されると嬉しいです。
まず1枚1枚のデータサイズがでかい、数百キロバイト。そのため、コピーやデータ処理が遅い。それと加えて、フォルダー内では1,450のファイルが分類化されていません。1,450の絵を探す手間がかかります。
1,450の絵を一覧するために、ビューアが必須ですね。WindowsフォトギャラリーとPicasaを試してみました。私、いつもの写真管理はPicasaを使っています。ががが!!!、このPECSのファイルをPicasaで処理すると、色が飛んでしまって、つかえた物ではありません。画像ファイルにフォーマット不正があるとPicasaでは色が変になることがあるようです。
もうひとつの難点は、この画像データにはどうやらDRM(コピー防止機能と考えて下さい)がかかっており、編集が出来ません。だから、ファイルサイズを小さくした保存や、文字を取る、左右反転させる、などが出来ません。(やろう思えば出来るけど、結構面倒)
商用製品だから、DRMするのはしょうがないとは思います。
このデータがあっても、自作の絵カードは作る必要がありますが、待ちに待った商品には変わりありません。


最近のコメント