約一週間で通勤電車の帰りの中でこの本を読んだ。父さんの「そらまめ式」自閉症療育というブログを書いている藤居学さんの本だ。自閉症の娘さんをもつ30代の父親が、お父さんの立ち位置を提案している本だ。我々一般人から比べると自閉症の療育の専門家といってもいいくらい。

この本は、家庭療育でのフレームについて書かれている。フレームは詳細を始める前にとても重要になる。私自身、ここ3年ほど新規事業という仕事をしていたため、療育にはほとんど頭が回らなかった。この本を読んで、療育フレームを学んだことで我が家の療育体制の遅れ、やパンダママは頑張っているので体制の遅れは私だけかもしれない、は十分に取り戻せたと思う。自閉症のお子さんを持つ方は是非読むべきでしょう。今後の療育の効果がグット変わってくると思います。
ちなみに、その新規事業はぽしゃりまして、現場から企画のほうに移ったので、仕事にも療育にもやっと余裕が出てきました。
具体的な療育法については、代表的なものの紹介程度です。療育法自身の本ではありません。本を読むための本と言ってもいいかもしれない。専門用語は無いのですらすらと読み進めることができます。会社でプロジェクトマネージをしている人なら、うなずきながら読んでいけると思います。
この本の仮説に従うと、うちのパンダ君も言葉が出るかもしれないと、小さな期待を抱きましたね。その前に、もう一冊藤居さんの本を読んでみようと思います。