2009年5月から、パンダ君は鎌倉のたすく教室に通い始めました。早いもので、もう半年経過しました。
たすくとは、こんなところです。
たすくの公式ホームページはこちらです→ http://tasuc.com/
が、ん~んなんだかよくわかりませんね!
どこにあるの: 鎌倉
誰が運営しているの: 齊藤宇開先生。元 国立特別支援教育総合研究所の研究員。2008年から「たすく株式会社」として活動。
どんなサービスをしてくれるの: 私の目から見ると、自閉症児の家庭療育のサポートをしてくれます。
最初はどんな所かわかりませんでした。たすくの紹介DVD(12分)を見て、半分くらい飲み込めました。どんな所か知りたい方は、まず紹介DVDを取り寄せてみたほうが良いです。自閉症児ってひとりひとり特徴がかなり違いますよね。たすくでは最初に1日かけて、お子さんのアセスメントをします。午前中2時間、ファミレスで食事(これもアセスメントの一貫)、午後から2時間、そして事後のブリーフィング。2週間後にアセスメントレポートが送られてくる。
たすく教室のサービスの中心は、月2回のたすく教室での療育です。1回に1時間半。お子さん一人に、先生が2人付きます。お子さんと親御さんを指導してくれます。
ちょっと外れますと、国立特別支援教育総合研究所で開発したJ☆sKepというメソッドから療育サポートが組み立てられています。(が、名前がちゃんと振られていないので、説明するのに苦労します。私の勝手な名前で、以後説明していきます)
そのメソッドJ☆sKepには、アセスメント方法、機能的な段階的目標が入っています。
自閉症児向けの療育には、やることが沢山ありすぎて、はっきり言って、私たち家庭にとって、何やればいいのか分からなかったのです。自己満足で何かはやってましたけど。
たすく教室での1時間半は、先生2人が子供の療育を実演してくれます。それを見て覚えて、家庭で毎日15分、療育するのです。私は15分と先生から聞いた記憶があるのですが、パンダママに聞くとだいたい30分くらいやっているようです。何かの教材と課題を与えて勝手にやらせるいわゆる自立課題はありません。指示をしてやらせるか、必ず介添えを必要とするような療育です。
家庭では、大体おんなじことを30分ほど療育しています。その様子は、デジカメで写真撮ったり動画を撮ったりしています。その内容をたすくSNSにアップ。
たすくの先生が、家庭ではこれやってください。と言ってくれるので、あれこれ何やっていいかを迷うことはなくなりました。そのうち課題がこなせるようになると、課題の難易度を上げるといった具合です。
絵カードは使ってましたが、不揃いの大きさの写真カードが何枚かあった程度。半年前から、PECSっぽい絵カードに変えました。これもたすくの指導です。絵カードで本人の要求を出すようになりました。
月2回鎌倉のたすく教室に通う日は、(たすくは一時間半ですが)、養護学校を休んでいます。月に1回ほど、保護者対象の学習会がたすく教室で行われます。学習会では家庭での教材作りが多いようです。
先生や親御さんたちの情報交換用に、たすくSNSというのがあります。ネットですから使う人は結構使うけど、そうじゃない人は全然使わないという状況ですね。我が家はそのSNSを結構使っているほうに入ります。
費用は、アセスメントが210,000円。月会費が39,900円です。健康保険とか、補助金とかの適用はありません。
知りたいことがあればお気軽に